定期的な検査をおすすめします。
眼底検査
眼球の内側から確認できる網膜や視神経の状態を検査します。
網膜や視神経は、物を見るためにとても重要な器官です。緑内障による視神経(乳頭)の変化や、網膜に穴や剥がれている部分がないかなどを調べます。また、網膜から透過して見える血管も観察します。
血糖値の上昇を伴う糖尿病などには、血管が詰まったり切れたりする症状があらわれ、進行すると視機能に影響が出ます。眼科検査の中でも大切な検査の一つです。
- 点眼薬で瞳孔をひろげて(散瞳)の検査となりますので、車での来院はご遠慮ください。
視野検査
主に、緑内障や高眼圧症の方へ行う検査です。
視野とは、一点に視線を固定したままの状態で見ることができる範囲のことです。眼圧の上昇などにより視神経(乳頭)が圧迫されると、目で見た情報を脳へ伝達できなくなり、視野が狭くなってきます。進行具合の確認や経過観察をするために重要な検査です。視野検査に要する時間は30分弱です。
- 視野検査は予約制となっておりますので、詳細は当院までお問い合わせください。
角膜内皮細胞検査
年を経るごとに消失していく角膜内皮細胞… コンタクトレンズは要注意!
目の表面に当たる角膜には、再生されない内皮細胞が存在します。内皮細胞は年を経るごとに少しずつ消失していくのですが、ある条件下ではその数は早く減少します。再生のできない細胞ですから、ある限度を超え少なくなってしまうと角膜の透明性が失われ、視力に影響を及ぼします。内皮細胞の減少に関わる要因の一つとして角膜への酸素不足が挙げられますが、注意が必要なのがコンタクトレンズ。コンタクト歴が長い方や長時間の装用をしている方などは角膜の呼吸を妨げている場合があります。
内皮細胞数は院内にある検査機器を用いて確認することが可能です。
眼鏡検査
診察の上、視力の低下が確認された場合には眼鏡検査も行っております。
初めて眼鏡を作製される方はもちろん、現在ご使用になっている眼鏡の視力検査や、新しく作り替える際の処方も可能です。眼鏡は単に遠くを見えやすく作製すれば良いというものではありません。使用する環境によっては疲れや違和感を感じる場合もありますので、現在ご使用の眼鏡でお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
- 遠近両用眼鏡の処方もしております。
- 現在ご使用の眼鏡がある方はご来院時にご持参ください。
コンタクトレンズ検査
各種コンタクトレンズの処方や定期検査を行っております。
パソコン作業などで目が疲れやすい方へのコンタクトレンズもあります。現在お使いのコンタクトレンズでトラブルやお困りのことなどがありましたらお気軽にご相談ください。